就活の悩みを解決!!向いている仕事がわからない場合の対処法を解説
就活がスタートすると「自分に向いている仕事がわからない」とか「自分にできる仕事があるのだろうか」と漠然とした悩みを抱えている就活生も多いのでは無いでしょうか?
しかし、就活をスタートしたばかりの就活生に向いている仕事がわからなくても、わからない理由や原因を探り、しっかりとした対処法を行なえば、キッとあなたに向いている仕事が見つかるはずです。
この記事では、向いている仕事がわからないと悩んでいる就活生に対して、その理由から、対処法、さらに向いている仕事を探す方法を解説します。
どんな仕事が自分に向いているかわからないと悩んでいる就活生は、ぜひ最後まで読んでこれからの就活の参考にしてください。
向いている仕事がわからない理由は?
向いている仕事がわからない人は、自己分析と仕事に対する理解が不足しているのが理由かもしれません。
具体的な理由は、次の三点です。
- ①自己分析が不十分である
- ②業界研究ができていない
- ③どんな仕事でも「向いてない」と感じている
詳しく見ていきましょう。
①自己分析が不十分である
向いている仕事がわからない1つ目の理由は「自己分析が不十分」だからです。
就活生の皆さんは就活を始めてまず「自己分析」をしたことがあると思いますが、自己分析が不十分だと、本当に向いている仕事が見えてきません。
自分の過去を振り返って「何をしている時が楽しかったか」とか「何をしているときにモチベーションが下がったか」などを書き出して、自分がどのような志向を持っているのかを把握しましょう。
自己分析がシッカリできて、自分について分析と理解が深まれば、自分がしたい仕事や自分に向いている仕事が分かるようになります。
②業界研究ができていない
向いている仕事がわからない2つ目の理由は「業界研究ができていない」からです。
向いている仕事が分からない就活生によくあるのが、自己分析を行って適性のありそうな仕事が少しずつ見えて来たのに、業界の知識がなく向いてる仕事がわからないという状況です。
自分がどのような仕事がしたいのかがわかっても、実際にどのような業界の人がどのような仕事をしているのかを理解していないと、向いてる仕事はわかりません。
就活生の皆さんは、自己分析を進めると同時に業界研究を行ないましょう。
あなたがしらない業界も沢山ありますので、興味がある業界は調べてみましょう!
③どんな仕事でも「向いてない」と感じている
向いている仕事がわからない3つ目の理由は「どんな仕事でも向いてないと感じてしまうから」です。
向いている仕事が分からないと思っている場合、どのような仕事でもすべて「向いてない」と感じてしまっている可能性があります。
過去の失敗体験を引きずって、仕事だけではなく何事にも取り組めないとか、仕事に対してモチベーションが上がらないなどネガティブな思考が邪魔しているのかも知れません。
仕事をしたくないのならば、就職活動そのものとの向き合い方を考える必要がありますが、就職するのであれば、自己分析をシッカリ行ない、業界研究をするだけでなく過去のネガティブな経験からくる思考を改善する整理する必要があります。
向いている仕事が分からない時の5つの対処とは?
向いている仕事が分からないと悩んでいる時の対処法は、次の5つです。
- ①自己分析する
- ②将来のキャリアを考える
- ③向いていないことを明確にする
- ④職業について調べる
- ⑤周りの人に相談する
詳しく見ていきましょう。
①自己分析する
向いている仕事が分からないと悩んでいる人にお勧めするのは、自己分析です。
自己分析とは、自分のこれまでの経験や考えを整理して、自身の強みや弱み、価値観や思考を整理する作業です。
自己分析をシッカリおこなうことで、自分の強みや特性が見つかります。
逆に正しい自己分析ができていない場合には、就活につまづいてしまう事があります。
自己分析は、就活を成功させるために必要なアクションです。最初は時間がかかるかもしれませんが、就活で悩んでいる人こそ、自己分析をしっかりと行なうことが必要なのです。
②将来のキャリアを考える
自己分析が終わったら、次は将来的なキャリアを考えてみましょう。
キャリアといっても、仕事に限定する必要はありません。「どのような人生を送りたいか」という視点でも考えてみましょう。
大切なことは「自分がどのように生きていきたいかを明確にすること」です。
人生の目的が明確な人は、仕事を選ぶ時の判断軸がはっきりしているので、迷うことなく決断することができるようになります。
③向いていないことを明確にする
好きなこと・得意なことを考えるのとは反対に「向いていないことを明確にする」ことも大切です。
どうしても「向いてる仕事が何か」という視点で考えてしまいがちですが、反対に自分の苦手なこと・向いていないことを考える方が自己理解が深まる人もいます。
仕事選びにおいても「〇〇の作業は自分には向いてないから、避けておこう」と苦手な仕事を回避できるのでおすすめです。まずは、今までの経験の中から「向いていない」と思ったことを書き出してみましょう。
④職業について調べる
4つ目は、職業について調べてみましょう。世の中には、あなたが知らない職業が沢山あります。
調べてみるとあなたが知らなかった仕事が思った以上に出てくることでしょう。
具体的には「仕事に関する本を読む」とか「お仕事紹介系のYouTube動画を観る」などして気になる職業を調べてみましょう。
⑤周りの人に相談する
自分にどんな仕事が向いているのかを知るためには、自己分析だけでなく周りの人に相談することも有効です。
「あなたの長所は◯◯だから、△△ができる仕事が向いていると思うよ」など、客観的な意見をもらうことで、自分1人では気づけなかった自身の長所や短所、仕事に対する適性に気づくこともできます。
また、人に相談することには、ネガティブになっていた気持ちをスッキリさせる効果も期待できます。自信をなくして就活に後ろ向きになった時は、周りの人に話を聴いてもらうだけでスッキリするし、思考も整理されて本来の自分の良さを正しく把握できるようになります。
向いている仕事を探す3つの方法
向いている仕事を探す方法は次の3つです。
- ①自己分析する
- ②自分のできることやできないことを理解する
- ③自己理解と業界理解を深める
詳しく見ていきましょう。
①自己分析する
向いている仕事が分からない人は、先ずは自己分析しましょう。
自己分析することで自分がどういう人間なのか、何に向いているのかを知るのにとても役立ちます。
自己分析のやり方が分からない人や時間に余裕がない人は、ツールに頼ってみるのが簡単です。
ネットには、無料で利用できる適職診断や自己分析といったツールが提供されていますので、利用してみましょう。
その際、一つの診断結果で一喜一憂せず、複数の診断結果を見比べて、自分がこれまで認識していなかった一面にも注目して結果を活用しましょう。
②自分のできることやできないことを理解する
自己分析を行った後は、自分のできることやできないことを理解しましょう。
そうすることで、自分の強みを活かせそうな仕事にはどんなものがあるのか考えてみることで、自分にできる仕事が具体化されていきます。
逆に、出来ないことや向いていない仕事も具体的に考えてみましょう。
その際には、就職サイトに載っているさまざまな職種を一通りチェックし、その後、「やりたくない」と感じる仕事をチェックしておきましょう。
そうすることでできること=やりたいこと、できないこと=やりたくない仕事が明確になってきます。
③自己理解と業界理解を深める
自己分析して、できること=やりたいことやできないこと=やりたくない仕事が分かったところでさらに深掘りしましょう。
就活の段階が進んで面接試験になれば、あなたがどのような考え方や価値観を持った人間で、仲間になったらどんな仕事をして会社に貢献してくれるのかという判断基準で審査されます。
従って、自己分析と業界理解、さらに企業研究が浅いと面接試験は突破できません。
役員面接では、さらに長期的な視点や思考だったり、想定外の質問が投げられたりします。
その難関を突破出来るだけの深掘りを今のうちから行なっておきましょう。
まとめ
この記事では、向いている仕事がわからない理由や、向いている仕事の探し方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
就職活動を始めたばかりの頃は、自分に向いている仕事がわからなくなってしまう就活生が多いと思います。
そんな時は、まず「なぜ向いてない」と感じるようになったのか理由を分析することからはじめましょう。向いている仕事がわからない理由は、「自己理解」と「仕事への理解」が足りていないことであるケースが多いので、その2つを解消すれば、自分に向いている仕事をキッと見つけ出すことができます。
納得のいく就活をして、希望する企業からの内定を得るためにも、まずはしっかりと自分自身に向き合い、悩みを解決していきましょう。