「人事目線から見る〜これだけはNG〜面接時のマナー」
書類選考に合格して待ち構えているのは面接試験ですね。
面接を得意としている人はそうは居ないと思いますし、初めての転職活動をしているあなたは緊張と不安で一杯なのでは無いでしょうか?
そんなあなたに面接時のマナーで「これだけはNG」と採用担当者が思う内容をそれぞれの場面毎に、具体例を交えて見ていきましょう。
目次
- マナーが必要な理由とは?
- 受付編
- 入室編
- 面施編
- 退室編
- 番外編
- まとめ
マナーが必要な理由とは?
そもそも中途採用の面接試験でマナーをみているのでしょうか?
答えは「YES」です。
その理由はただ一つ「中途採用者には、ビジネスマナー研修を改めて実施しない」からです。
即戦力として中途採用する訳ですから、必要としている経験やスキルは当然ながら、ビジネスマナーを身に付けたビジネスマンを採用しなければ、人事の採用担当者の評価は下がります。現場から「何故あんな使えない人を採用したんだ」とクレームが来ますからね。
そういう意味でも、採用担当者は応募者が経験やスキルだけではなく、世間一般で通用するビジネスマナーや社会常識を持っている人であるかどうかをみています。
従って、面接試験を受けるあなたは、そのことを充分理解したうえで面接試験に臨まなければなりません。
受付編
先ず受付編として、面接場所である応募する会社に到着する時間のマナーについて見てみましょう。
常は、15分前には応募する会社に到着し、5分前には受付を済ませましょう。
基本のようですが、意外に出来ていない人が結構いらっしゃいます。
<これだけはNG>
電車が遅れたとか、道に迷ってしまったとかあれこれ理由を付けて、言い訳をされる方もいらっしゃいますが、印象は良くありません。
交通機関などの影響でやむを得ず面接の時間に遅れる場合は、分かった時点で一報を入れることを新入社員の時に口を酸っぱく教えられているはずです。
それが出来ない人は、これだけは「NG」ですね。
入室編
続いて、面接会場への入室時のマナーは、普段のビジネスシーンを想像させることができます。
お客様への配慮や気配りが常日頃から出来ていれば、立場が変わっても応用出来るはずです。
<これだけはNG>
従って、入室時に面接官への配慮や気配りがなく、入退室時に自ら挨拶しないとか、相手より先に座るなどは即「NG」です。
自分のペースで行動される方は、一度セルフチェックされてみてはいかがでしょうか?
面接編
面接は、採用担当者が応募者の経験やスキル、そして人柄など全てを知るための重要な時間ですので、受け答えに集中しましょう。
しかし、受け答えに集中するあまり、ふとした瞬間にマナー違反を犯してしまっては、一発退場となりますので、くれぐれもご注意ください。
<これだけはNG>
先ほども述べたように面接の目的は、応募者の経験やスキル、人柄を確認するために行われ、確認する手段として質疑応答の内容や対応から判断しています。
質問した内容とまるで違う答えが返って来て、会話のキャッチボールが出来ないだけではなく、相手の目を見て話さない、笑顔や相づちが全く無いのは確実に「NG」ですね。
あなたのコミュニケーション力は、内容と質、さらに対応共に本当に大丈夫ですか?
退室編
面接が終わると緊張から解放され、気が緩んでしまう人もいます。
いきなりスマホの電源を入れて確認するのは避けましょう。
面接官だけでなく、社内の人にも見られていますので、会社を出るまでは気を抜かずに行動しましょう。油断禁物ですよ。
<これだけはNG>
喫煙するのは、いつもの場所で行いましょう。
喫煙場所が厳しく規制される中、オフィス街や商業ビルでは、喫煙場所が「共有」されている場合があります。
どんなに喫煙したくても、誰がそこにいるか分かりません。
喫煙が悪いわけではありませんが、相手があなたの姿をみてどう判断するのか考えてみましょうか?
番外編
面接に臨む際には、服装や身だしなみのチェックも必要です。
やはり何と言っても見た目の「第一印象」は大事です。
TPO(時・場所・場合)に合わせて、ビジネスマナーに沿った服装や身だしなみができているかを意識して心がけるようにしましょう。
<これだけはNG>
それはズバリ「臭い」です。
禁煙者であれば「タバコ」の臭いには敏感です。
先日受領した「応募書類」からタバコの臭いが染みついていたのにはビックリしました。
女性の場合は、香水です。
香水は付けてもいいと思いますが、あまりきつい香りはやはりNGです。
快・不快は個人の感覚なので難しいですが、香りについてもご注意ください。
まとめです
今回は、「人事目線から見る〜これだけはNG〜面接時のマナー」ということで見てきましたがいかがでしたでしょうか?
面接のマナーは、それぞれのシーンで必要なポイントは異なってきますが、基本はありのままのあなた自身を見せることです。
日ごろから行なっている何気ない行動や一言がきっとあなたを助けてくれることでしょう。
自信を持って、日頃から「基本の”き”」を大切に行動しましょう。