インターンシップを実施していない企業へのアプローチ方法について
就活生が就活を行なう上で先ず手掛けたいのが「インターンシップ」です。
3年生の夏季休暇や冬季休暇にインターンシップを実施している企業に参加する就活生が多いようです。
しかし、自分の興味をもった企業がインターンシップを実施していない企業には、どの様にアプローチすれば良いのか分からない学生も多いのでは無いでしょうか?
その様な場合のアプローチ方法について解説していますので、就職を希望する企業のインターンシップを経験するためにあれこれ努力してみましょう!!
インターンシップを行いたい理由を熱意を込めてメールを出す
希望する企業がインターンシップを実施していない場合は、先ずメールを出しましょう。
その際には、インターンシップを行いたい理由を具体的に熱意を込めて記載しましょう。
あなたが使っているナビサイトでは、扱っていないだけかも知れません。
または、直接受け付けている可能性もあります。
企業が何らかの方法でインターンシップを実施している場合は、メールの返信を待ちましょう。
仮にインターンシップを実施していない場合は、エントリー方法を教えてくれるはずですので、その指示に従いましょう。
採用担当者に「積極的な学生」と判断してもらうため
自分から問い合わせをするのは、とてもいいことです。
採用担当者は、自ら積極的にメールを出す=積極的な学生という印象を持ちます。
ただでさえ採用が難しくなる中、自分からアプローチしてくる学生は、ウチの会社のことをよく調べている学生であり、もっと知りたい学生と判断されます。
具体的なメールの文例
あくまでもサンプルとして、メールの文例を記載します。
タイトル:貴社インターンシップについて(名前)
本文:初めまして。
○○大学□□学部 3年の△* 一郎と申します。
私は現在就職活動を行なっております。
その中で、貴社に興味を持ったので、インターンシップの実施状況についてお尋ねしたく連絡しました。
私は、現在御社が活躍する◎☆業界に興味を持ち、様々な企業研究を行なっております。
その中でも御社が開発し特許を所有していらっしゃる◎×の技術に大変興味を持っております。
つきましては、ぜひ貴社の職場や仕事の様子をもっと知りたいと思っております。
もし、インターンシップや社員の方にお話を聞かせていただく機会がございましたら、お知らせください。よろしくお願いいたします。
○○大学□□学部 3年の△* 一郎
実際にその企業の特徴や何故あなたが興味を持ったのかが相手に伝わる内容に加筆・修正して自分なりに考えてください。
くれぐれもどの会社にも使えるような汎用性のある内容ではなく、その会社に特化した内容にしてくださいね!!
積極的にアプローチする
「インターンシップを行なっていないなら、せめてお話だけでも聞かせてください」とメールしたら、「今時珍しい」と社長が対応してくれたというケースもあります。
私が面接した学生は、大学教授に推薦状を書いてもらって直談判した女性がいます。
それだけ必死なら、相手にも伝わりますよ!!
注意したいポイント3選
こちらからアプローチして、実際にインターンシップや希望する企業に訪問する際に注しておきたいポイントが3 点あります。
- ①その企業調査をシッカリ行なう
- ②最低限のビジネスマナーを身に付けておく
- ③終わった後の礼節を忘れない
詳しく見ていきましょう。
①その企業調査をシッカリ行なう
せっかくインターンシップを受けてくれたり、話を聴かせてもらっても、生半可な知識だけで訪問すると、その企業のことをちゃんと研究していないと、「会いに来るくらいなら、最低限のことを調べて、それでもわからないことを聞くのが常識だろう!」と怒られてしまいます。
100%とは言いませんが、HPや企業が発信している情報くらいは、目を通しておきましょう。
②最低限のビジネスマナーを身に付けておく
多様性の時代とはいえ、ビジネスの場には「最低限のマナー」が必要です。
身だしなみを整えたり、相手を敬い、尊敬と感謝の気持ちを持って接することが必要です。
あなたの心持ちは、態度に表れるものです。
その態度と気持ちは、社会人である相手には容易に伝わりますし、見破られるものです。
何処がどうだとは自分では中々気付かないものですが、会社訪問時のビジネスマナーについての情報もネット上には溢れていますので、確認または不足しているものが無いか確認しておきましょう。
③終わった後の礼節を忘れない
②のビジネスマナーにも繋がりますが、インターンシップや会社訪問が済んだら、お礼のメールを担当者または社長様宛に送りましょう。
ちゃんとしていた学生だったと印象付けることになりますし、次の可能性をグッと近づけることになります。
出来るだけ早く、具体的に良かった点や役に立つ点など感想と感謝の気持ちを素直に伝えましょう。
まとめ
インターンシップを行なっていない企業へインターンシップをさせて欲しい旨のアプローチ方法について解説しましたがいかがでしたでしょうか?
インターンシップを行なうには、社内調整や受け入れ部門との調整などが必要で人事部門だけでは対応出来ないものです。
従って、実施したくても部門の協力が欠かせません。
メールを送っても直ぐに返事が来ない場合もありますが、その間にも業界および企業研究を継続して、複数の企業研究と訪問・選考を経たうえで、内定を得て、腹落ちした企業への就職を一つ決めましょう。
あなたの就職活動が成功することを祈っています。