就活生の永遠の悩み「内定がもらえない」場合の対応方法とは?
就職活動中、周りの友人が「内定をもらった」という話を聞くと、「自分はまだ内定が出ていない」「自分だけ就活が終わらない」と焦ってしまいがちです。
初めての就活で何が正解か分からず、上手くいっている気がしなくて不安な毎日を過ごしている就活生も多いのでは無いでしょうか?
周りの友人が次々と内定を獲得するなか、自分だけ内定がもらえない状況が続くと自己嫌悪に陥ったり、落ち込んだりして負のスパイラスに陥りがちです。
内定がもらえないという不安な就活生がどのように対応するのが良いのかについて解説します。
この記事を読んで、少しでも気が落ち着き、運気が上向いて内定が取れることを祈っています。
内定がもらえないと不安に感じる原因とは?
内定がもらえないとと不安に感じる原因の主なものは、次の3点です。
- ①連続して採用試験に合格しないから
- ②就職活動が初めての経験だから
- ③周りの人と比較してしまうから
詳しく見ていきましょう。
①連続して採用試験に合格しないから
連続して採用試験に合格しないと、自分への自信を失くしてしまい、内定がもらえないのでは?という不安な気持ちになります。
「どうして合格しないのか?」、「どうせ次もまた合格しないんだ」という気持ちになるのも仕方がないかもしれません。
ただ、不合格であったとしても、全ての会社で不合格になったわけではありません。
キッとあなたを必要とし、あなたにあった会社とであるはずです。
合格しなくても、その会社とはご縁がなかったと割り切って、前向きに次の企業へトライし続けましょう!!
②就職活動が初めての経験だから
内定がもらえないと不安に感じる原因は、就職活動が初めてだからです。
就活活動するのは、今回が初めてですので、どれが正解なのか分かりませんよね?
採用試験に合格して、内定をもらった経験があれば、筆記試験や面接試験でどう対応すれば合格できるのか分かるし、手ごたえも感じられます。
そういう意味でも、沢山の企業の説明会に参加して、採用試験を受けまくっていれば、あなたと相性が良い企業と出会うことができます。
③周りの人と比較してしまうから
周りの人と比較したり、周りの人の動向が気になる人は、内定がもらえないと不安に感じることが多いようです。
確かに、周りの人の就活状況や結果は気になるものです。
友人や知人など身の回りの人で内定が増えていけば、自分だけ内定がもらえないと不安になるのは分かります。
しかし、内定をもらった友人や知人はあなたが希望している企業から内定を得たのですか?
同じ業界ですか?企業を選ぶ基準も同じですか?
キッとあなたと同じ環境や同じ価値観で就活する人はいないはずです。
であれば、その人は先に内定を得ようと全く関係ないのです。
周りの人と比較せず、あなたが選択した業界や企業、そして選考基準を信じて就職活動を行ないましょう。
内定がもらえない原因は?
内定がもらえないと思われる原因は、次の5つが考えられます。
- ①事前準備が不足している
- ②大企業ばかりエントリーしている
- ③エントリーシートの内容に問題がある
- ④面接で思ったようにアピールできていない:志望動機で熱意が伝わっていない
- ⑤代表的な就活サイトしか使っていない
詳しく見ていきましょう。
①事前準備が不足している
就職活動では、まず自己分析を行ない、自分がどんな仕事に就きたいのかを考えましょう。
そのうえでどの業界が良いのか最近の状況から将来の動向などを考察しましょう。
そのうえで、興味を持った企業があれば、企業研究を行い、会社説明会に参加しましょう。
自分の業界研究・企業研究と会社説明会で得た情報を元にエントリーして選考に進みましょう。
その業界や企業の基本的な知識が無い状態で採用試験に望んでも、面接官が「この就活生は本当にうちの会社で働きたいのだろうか?」と疑問を持ち、得たい結果には繋がらないでしょう。
そうならないためにも、事前の業界・企業研究はシッカリ行いましょう。
②大企業ばかりエントリーしている
内定がもらえない原因として、大企業ばかりエントリーしている事が多いです。
最初はどうしても、自分が知っている会社や大手の上場企業ばかりエントリーしてしまいがちです。大企業は、知名度や人気ランキングが高いため、どうしても「競争倍率」が高くなります。
また、高学歴で優秀な人材も多くエントリーしてきますので、なかなか内定をもらうことは厳しくなります。
ずば抜けたスキルを持つか、面接で際立って目立つことができれば、大企業でも内定をもらえる可能性は十分あります。
しかし、そうでない場合は、最初から大企業に選択肢を絞るのではなく、中小企業やベンチャー企業にもエントリーして選択の幅を広げましょう。
③エントリーシートの内容に問題がある
書類選考で落ちる場合、次の3つをチェックしましょう。
- 基本的な書類作成ルールが守れているか
- 読む人のことを考えて書けているか
- 「実際に会って話してみたい」と思わせる内容になっているか
小さな文字で埋め尽くされた履歴書やエントリーシートの自己PR欄は、読みづらくなります。読み手の気持ちを考え、必要に応じて箇条書きにしたり、アピールしたいポイントは大きく書くなどの工夫が必要です。
また、長々と書くのではなく、PREP法を用いたり論理的に書くことも必要です。
PREP法とは、Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の頭文字をとった文章の作成方法で、具体的事例も盛り込み、どのような状況なのか読み手が理解して分かりやすい文章を書くようにしましょう。
④面接で思ったようにアピールできていない(志望動機で熱意が伝わっていない)
面接で思ったようにアピールできない原因は、主に4つです。
- 緊張し過ぎてスムーズに話せない
- 準備不足で書類と面接の内容が噛み合っていない
- 相手の聞きたいことを汲み取れていない
- 漠然としたアピールになっている
面接官は、応募書類の内容を確認したくてあらゆる質問を投げかけます。その回答が、応募書類に書いてある内容と異なる内容を言ってしまうと、「どちらが本当なのだろうか」と困惑されてしまいます。
そういう意味でも、シッカリと面接対策を行なっておかないと、さらに緊張して、状況が悪化して、スムーズに話せなくなってしまいます。
⑤代表的な就活サイトしか使っていない
マイナビやリクナビなどの代表的な就活サイトしか使っていない場合、就活が有利になる貴重な情報を自らシャットアウトしているようなものです。
他の就活生が使っているサイトだけだと、得られる情報は他の就活生と全く同じになってしまいます。
エントリーする企業を増やし、自分の条件や価値観・性格に合い、少しでも有利な情報を収集するためにも、様々な情報を収集し、内定がもらえるよう活動のフィールドを広げましょう。
内定がもらえない場合の対処方法とは?
内定がもらえない場合にやるべき対処方法を5つ紹介します。
この中から、「できていない」と感じるところがあれば積極的に取り入れてみてください。
- ①自己分析をもう一度やろう
- ②自分に合った企業に効率的にエントリーする
- ③エントリーシートの内容を推敲しよう(志望動機に説得力をもたせる)
- ④面接における頻出質問を押さえておく
- ⑤マイナビやリクナビ以外の就活サイトも利用する
詳しく見ていきましょう。
①自己分析をもう一度やろう
やみくもに面接を受けて落ちている場合は、もう一度自己分析をやり直し、就職活動の軸をはっきりとさせる必要があります。
そのうえで本当にやりたい仕事は何なのかを明確にしましょう。
そうすることで、業界や企業の選択理由が明確に行なわれて、受けたい企業と自分がやりたいことや将来の夢が重なってくるものです。
②自分に合った企業に効率的にエントリーする
自己分析した結果、まず最初にすべきことは”自分に合った企業に効率的にエントリーすること”です。
自分に合った企業を探すこと自体、かなり難しいですが、絞り込んだ業界でちょっとでも関心があったり、興味がある企業には積極的にアプローチしましょう。
ああでもないこうでもないと考えてばかりで行動しなければ、永遠に内定を得ることは出来ません。
③エントリーシートの内容を推敲しよう(志望動機に説得力をもたせる)
エントリーシートの内容は、伝えたいポイントを絞り、わかりやすくしましょう。
ここで注意したいのが、書きたいことが多すぎて絞りきれず、それぞれの内容が浅くなってしまうことです。伝えたいエピソードが多い人ほどこの事態に陥りやすいため、自分の強みに繋がるものや、成長できたと感じる点に絞るようにしましょう。
前述したPREP法を用いて書くことで、より読み手に伝わりやすくなります。
④面接における想定問答集を作っておく
面接対策として、想定される質問と模範解答を準備しておきましょう。
志望動機以外にも、自己PRや学生時代にチカラを入れた事柄など、具体的なエピソードやそこから得たことや今でも活かしていることなどを複数準備しておきましょう。
一つの事象でも見る方向や視点を変えて話すことで広がりや喋りやすさも出てきます。
あなたが一番しっくりくる解答の方法を探し出しておきましょう。
⑤マイナビやリクナビ以外の就活サイトも利用する
マイナビやリクナビといった代表的な就活サービスだけでは、正直もったいないですし、情報が偏ってしまいます。
優秀な就活生は、さまざまな就活サービスを上手く活用しています。
有益なサイトを活用できるかどうかで、内定を獲得できる確率も大きく変わります。
これも就活の一部ですので、是非一度触ってみて、使いやすいかそうでないのか自分の目で確かめてみましょう。
まとめ
しっかり就活に取り組んでいるのに内定がなかなか出ない、と悩む方は多いでしょう。
就活に不安はつきものです。過剰に不安を感じる必要はありません。
内定が出ないときは、焦らずに改めて自己分析を行い、視野を広げて企業を探すことが大切ですし、業界・企業研究もしっかり行い、自分に合った応募先を見つけて、対策を実行すれば、必ず内定はもらえます。
最後まで諦めず、納得がいくまで就活を続けましょう。