自分の強みがわからないあなたへ!見つかる方法をサクッと教えます

自分の強みがわからないあなたへ!見つかる方法をサクッと教えます

就活では、自分の強みをES(エントリーシート)に記載したり、面接の場面では「自分の強み」をアピールする必要がありますが、自分の強みがわからず悩んでいる就活生も少なくありません。

どのようにして自分の強みを見つければいいのか、それをどのように伝えれば良いのかについて解説していきます。

採用担当者が魅力的に感じる”自分の強み”を見つけ出し、他の就活生に一歩差をつけて内定を勝ち取りましょう。

自分の強みの見つける方法

自分の強みの見つける方法

自分の強みをアピールするには、先ずは自分の強みが何なのかを見つけ出さなければなりません。

何が強みなのか項目やポイント選びの時点で困る人は多いでしょうが、探し方を工夫するだけで自分の強みを見つけることができます。

自分の強みを見つける方法を理解・把握して、素直な自分を自分に合った方法でアピールしていきましょう。

①自己分析で深掘りする

就活をする上で欠かせないのが自己分析です。自分自身をしっかりと理解し、把握することで、あなた自身が主張する道筋を整える手立てとなりますし、いかなる質問にも応用できます。

これまでどのような価値観で生きてきて、様々な事象や出来事に対応して、今までにしてきたことに対する考え方や主義・主張を細かく洗い出して、分析することで自分がどういった要素で成り立っているのかを確認します。

分解した要素をどのように組み立てるかは、志望する企業に合わせていけば良いのです。

歩んできた道のりに、自分がどういう人か気づけるヒントが隠れており、それらの積み重ねで今の自分が形成されているのです。

②他己分析もおすすめ

他己分析とは第三者の視点から自分の性格や行動特性を分析することです。簡単に言えば、他人の意見を参考にしてあなた自身を深掘りすることなのです。

自己分析は自分を客観視しておこないますが、他己分析では完全に客観的な意見がもらえるため、自己分析より自分を見直しやすいでしょう。

自分の目を通して見た自分と他人の目を通して見た自分は、必ずしもイコールとは限りません。多くの場合で違った人物像が浮かび上がってくるため、それぞれの結果を参考にして、自分はどのような人間なのか深堀りしていくといいでしょう。

自分では当たり前と思っていることが、他人にとっては優れているということもあります。別の視点を取り入れることで新しいあなたとの発見につながるかも知れません。

③弱みを強みに言い換える

何となく「これが強みなのではないか」と感じていても、「自分の強み」とすることに抵抗がある人も多いのではないでしょうか。自己分析をしていても、短所にばかり目が向いてしまうという人もいるかと思います。

こうした抵抗感を持つ人におすすめの方法が「弱みから強みを言い換える」ことです。

例えば「優柔不断」→「多角的に検討する」といった表現にすることです。 短所と思う部分でも、ポジティブに受け取ることで長所になります。

自分の短所しか思い浮かばないという人は、弱みを強みに言い換える方法で自分の強みを見つけていきましょう。 

自分の強みをアピールする方法

自分の強みをアピールする方法

自分の強みが見つかっても、アピール方法が適切でなければ意味がありません。せっかく見つけた強みも採用担当者にうまく伝わらず、「選考に通過できない」といったことになりかねません。

具体的な方法を見ていきましょう。

①結論から話す

自分の強みについて伝える場合は、必ず結論から伝えましょう。冒頭で「私の強みは〇〇です」「私は〇〇できるところが強みと感じています」などと話すことで、面接官が内容を整理しながら話を聞けるようになります。面接官が話の内容を理解できなければ、どんなにいい内容でも効果的なアピールにはなりません。

結論から話す方法は、PREP法と呼ばれています。

結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論の頭文字をとり、この順番で話を展開するフレームワークであり、冒頭で質問の回答である結論=自分の強みが何であるのかを述べることで、聞き手である面接官は内容が入ってきやすくなるのです。

面接だけではなく、エントリーシートや履歴書など応募書類にもこの手法を用いて記載するなど日頃から訓練することで身について来ますので、日常生活の中でも意識して使ってみましょう。

②強みを身につけた・発揮した経験を述べる

強みを伝えても、それが本当かどうかわからないとアピールになりません。

そのため、強みをアピールする際は具体的なエピソードを提示することが大切です。

強みをどのように身につけたのか、あるいはどのような場面で発揮したのかを詳しく伝えてください。取り上げるエピソードは、困難を乗り越えたものが好ましいです。

困難を乗り越える際に強みを発揮したエピソードだと、「入社後に壁にぶつかった際も、同じように乗り越えそう」とイメージしてもらいやすいです。強みはその人が持つ性格なので、簡単にはかわりません。人柄を重視したい企業側にとって、具体的なエピソードは重要な判断基準になるのです。

③仕事でどのように活かすのかを伝える

自分の強みをアピールする際は、「強みをどのように仕事に活かすのか」という面接官が一番聞きたい質問の回答に繋げるようにしましょう。

面接官は、目の前にいる学生が仕事に活かせる強みを経験から身に付けているのか?と確認したいのです。

従って、再現性が高く、仕事に活かせる強みは高いポイントが付きますが、逆に、仕事に関係のない強みは、質問の主旨や意図を理解していないと思われてマイナスのイメージを与えてしまいます。「御社において自分の強みを○○で活かします」と言い切って伝えましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、自分の強みがわからないあなたに向けて、自分の強みを見つけてアピールする方法を解説しましたがいかがでしたでしょうか?

強み弱みは絶対的な答えはなく、あなたが強みだと思えば強みになりますし、弱みだと思えば弱みになります。

大事なことは、面接で自分の強みを伝える際には、企業で活躍するイメージを与えるものや、社風にマッチして、受け入れやすいものから選びましょう。

そのうえで、具体的な出来事を元にアピールすることが大切です。そうすることで面接官に「入社後も同じように活躍してくれるだろう」というイメージを与えることができます。

ぜひ、自分の強みと企業が求める強みを照らし合わせながらアピールする内容を考えてみてください。