【見逃し禁止】面接に自信がない就活生が取るべき対策3選
就活における面接に自信が持てず、悩んでいる就活生も多いのでは無いでしょうか?
面接に自信がない理由は様々でしょうが、自信がない状態で面接試験に臨んでも、良い結果には繋がらないでしょう。
そこでこの記事では、面接で自信が持てない理由を明確にし、自信を持って面接試験に挑むために今から取るべき対策を解説します。
合わせて、面接で失敗したときの対処法や直前の心構えについてのヒントも紹介します。
この記事で紹介する様々な方法を駆使して、面接試験に自信を持って臨みましょう。
面接に自信を持てなくなる3つの理由
面接に自信がなくて不安になる就活生は多いです。
多くの就活生が面接に対して自信がないのは、次の3つの理由が考えられます。
- ①人と話すのが苦手だから
- ②緊張しやすい性格だから
- ③面接準備が不足しているから
詳しく見ていきましょう。
①人と話すのが苦手だから
面接に自信がないと感じてしまう1つ目の理由は、ただ単に「人と話すのが苦手」と思っているからです。
面接試験という場では、自分の考えや意見を自分の言葉で直接面接官に伝えなければなりません。
普段話さないような内容について、数十分間という長く感じる時間を初対面の人とQ&Aを繰り返す訳ですから、就活の面接試験は、かなり大変で精神的にも苦痛を伴うものです。
そうすれば、おのずと結果も伴わないため、人と話すのが苦手=面接試験には合格しない。だから面接に自信を持てなくなってしまうのです。
②緊張しやすい性格だから
面接に自信がないと感じてしまう2つ目の理由は、「緊張しやすい性格」だからです。
日頃のコミュニケーションとは違い、年上の社会人の方に鋭い質問をされる就活での面接試験は、普通の人でも緊張してしまいます。
まして、入社できるか出来ないかの判断を下される面接試験という場の緊張感と重圧のもとでは、否応なしに緊張感は高まります。
そのため、緊張してしまい上手く話せない場合は、面接官に「すみません。緊張しています。」と素直に伝えてください。
私どもの会社でも、最終の役員面接では複数いる役員を前にするとたいていの受験生は緊張します。そこでウチでは社長自ら「緊張しなくていいよ」と声を掛けてもらうようにしています。
面接に緊張してしまうことは、相手である面接官も重々承知しています。
緊張しない人も少なからず緊張しますので、出来るだけ早く落ち着いて、普段通りの自分を取り戻して対応できるようにしましょう。
③面接の前準備が不足しているから
面接に自信がないと感じてしまう3つ目の理由は、「面接の前準備が不足している」からです。
面接に対して自信がない人の多くは、事前準備が不足していることが原因だと思われます。
就活中は、自己分析やエントリーシートの作成・提出など、同時に多くのことをする必要があり、肝心な面接対策が疎かになってしまう人が多いようです。
「質問に上手く答えられるのだろうか」「予期していない質問がきたらどうしよう」と自信がないのは、準備不足が原因です。
面接で基本的にはどんなことが質問されて、応募している企業ではこれまでどの様な質問が出されているのか調べて、模範解答を準備しておきましょう。
さらに、友人や知人、親やキャリアセンターの職員に面接官役をやってもらい模擬面接を何度も繰り返して、同じ質問でも聞き方やニュアンスを変えてもシッカリ応えられるよう面接対策をシッカリと行なっておきましょう。
面接で自信をもつために取るべき3つの対策
面接に自信を持てなくする理由を解説しましたが、面接に自信がない就活生が、自信をもつために取るべき対策を3つご紹介します。
- ①内容について入念に準備する
- ②面接の目的を理解する
- ③面接練習を繰り返しおこなう
詳しく見ていきましょう。
①内容について入念に準備する
初対面の人との会話でもあなたが好きな内容や得意な事であれば、台本や練習をしなくても詳しく饒舌に話すことができるのでは無いでしょうか?
しかし、その逆に自分が知らないことは、何も話が出来ないはずです。
それは相手に関することでも同じことが言えます。
相手の趣味嗜好や関心事が分かれば、そのことに絞って話が出来ますが、相手がどんなことに関心があり、何を知りたいのかが分からなければ会話は成立しません。
面接試験も同様に、自分と相手(企業)についてよく知ることで、どんな質問にも答えられますし、興味も湧いてくるはずです。
そのためには、シッカリと自己分析と企業研究を行なうことが必要です。
さらに想定される質問に対して、模範解答を準備しておくことで安心して面接に臨めるようになります。
②面接の目的を理解する
面接でのやりとりは、面接官があなたが行なった自己PRや志望動機を通じて、自社に合っている人物であるかを判断しようとしています。
さらにあなたという人物がどの様な価値観でこれまでどのような人生・行動を行なってきたのかを見ているのです。
それと同時に「コミュニケーション能力」や「論理的思考」、ビジネスマナーを身に付けているのかなど総合的な判断も行なうのです。
③面接練習を繰り返しおこなう
面接の目的を理解して、自己分析と企業分析から事前準備を整えたら、あとは繰り返し練習をしましょう。頭の中だけでなく声に出して練習することが重要です。
面接を練習する目的は「回答の内容を暗記する」のではなく、相手に対して「心地良い話し方を身に着ける」点にあります。
また、目線の動かし方や相槌の打ち方や間の取り方などあなたの仕草ひとつで相手が受けとる印象も変わります。
面接会場に入って、面接を終えて部屋を出る時まで本番のつもりで何度も練習を繰り返しましょう。
あの時、もっと練習しておけばよかったと後悔することが無いように準備することで、「これだけやったんだから大丈夫」と本番でも自信を持って臨むことができるようになるのです。
面接直前に自信をもつための3つの思考法
シッカリと準備してきたはずなのに、面接会場に着いた途端自信がなくなってしまうこともあります。
オフィスビルの大きさや実際にそこで働いている人たちや同じ面接を受けるであろうライバルを目の前にすれば、緊張しない方が稀でしょう。
その場の雰囲気に呑まれてしまっては、せっかく練習してきた効果が十分発揮できないかもしれません。
「面接直前で緊張してきてしまった」というときは、次の3つの思考法で考え方のスイッチを切り替えて、不安を取り除く努力をしてみましょう。
- ①「根拠のない自信」を持つ
- ②ライバルだって緊張している
- ③過去の失敗は相性が悪かっただけ
詳しく見ていきましょう。
①「根拠のない自信」を持つ
「根拠がなければ自信なんて持てない」と思うかもしれませんが、あなた自身が「自分はできる!」と自分に言い聞かせて信じることで自信を持てるようになります!!
自信がない状態とは「理想」と「現実」のギャップに苦しんでいるときです。「面接でスラスラと受け答えする姿」が理想だとしたら、現実の自分は「きっと無理だ……」と落ち込んでしまっているのです。
言葉は言霊とも良い、言葉にして自分に言い聞かせることで実際にできるようになるものです。「自分はできる!」「今回は大丈夫だ!」と繰り返し言葉にしてあなた自身を洗脳して自信を持ちましょう。
②ライバルだって緊張している
面接会場で自分の順番が迫ってくるごとに緊張して不安な気持ちになっているのは、決してあなただけではありません。周りにいる優秀そうに見えるライバルである就活生はみな、同じ境遇なのです。
必死で面接準備をし、慣れないスーツに身を包み、緊張した面持ちで会場にやってきています。自信があるように見えるライバルたちも、境遇は同じであることを考えれば、少しは緊張もほぐれるのではないでしょうか。
③過去の失敗は相性が悪かっただけ
面接直前に自信を失う原因の一つに過去の失敗を思い出してしまうことです。失敗した経験は、ネガティブな感情を思い出させると共に緊張と不安を増幅させます。
そんなときは、失敗したのは「相性が悪かっただけ」と考えましょう。
面接官も人間ですから、相性は存在します。
過去に失敗した面接官と、これから会う面接官は同一人物ではありません。
「今日の面接官は、キッと相性がいい人だ」と自分に言い聞かせましょう。
ネガティブな思考のまま面接に臨めば、結果は分かり切っています。
思考を少しでも良い方向や前向きにすることで、あなたが望む良い結果を引き寄せると信じて面接に臨みましょう。
失敗したときの3つの対処法
面接という大切な場面で緊張して失敗してしまう就活生は、少なくはありません。
人間、誰でもミスを犯すものです。
しかし、ミスをしても冷静に対応して挽回できるよう、失敗したときの対処法をしっかりとシミュレーションしていざという時に対応出来るように準備しておきましょう。
①いさぎよく謝罪する
面接で失敗したときの1つ目の対処法は、先ず「いさぎよく謝罪する」です。
緊張してミスした時は、採用担当者に一言で謝罪を述べましょう。
ミスした後、変に取り繕おうとすると、見苦しく映ってしまい、かえって印象が悪くなってしまう可能性があります。
正直かつ簡潔に「申し訳ありません。緊張で上手く話せませんでした」などのように、謝罪しましょう。
②最初から言い直す
面接で失敗したときの2つ目の対処法は、謝罪したうえで「最初から言い直す」です。
言葉が詰まり頭が真っ白になったときは、最初から言い直せば問題ありません。
頭が真っ白になってしまったときは、何とか取り繕うために思いついたことをとりあえず口に出してしまいがちです。
しかし、取りあえず喋り続けてしまうと、話が伝わりづらいだけでなく、全体のストーリーが合わなくなってしまう可能性があります。
焦って言葉が出てこなくなってしまった時は「申し訳ありません。少しお時間頂戴してもよろしいですか」と伝え、深呼吸して一旦落ち着きましょう。
焦らず謝罪したうえで、最初から言い直せば全然大丈夫です。
③失敗しても引きずらない
面接で失敗したときの3つ目の対処法は、「失敗しても引きずらない」です。
面接で失敗しても必要以上に落ち込まず、気持ちを切り替えて面接を続けましょう。
どれだけ念入りな事前準備をしても、ミスをしてしまうことは誰にでもあります。
あなた自身が「失敗したからもうだめだ」と諦めてしまうと、それでジエンドです。
しかし、フィギュアスケートの選手は、一度ジャンプで転倒しても演技し続けて高得点を得ることがあります。
面接で失敗してしまうと気持ちが沈んでしまいますが、それだけでは不合格にはならないので、決して諦めず、そのミスを挽回する意気込みで面接を続けましょう。
まとめ
面接は誰でも緊張するものです。
それは、不安から来るもので、不安を無くすためには自信をつけることが重要です。
自信を付けるためには、知らないことを少なくすることが大切ですので、自己分析や企業研究を行なって、知らないことを少なくしましょう。
その上で、模擬面接を実施して練習しましょう。
面接と言うある意味特殊な場面でのやり取りに慣れることで緊張しなくなります。
実際の面接を受けて、場数を踏むことでも構いませんが、出来ればそのまま上手く行って合格をもらって弾みを付けたいので、先ずは連絡しましょう!!
ある程度練習して自信がつけば、最初の頃とは自分でも自覚出来るほど落ち着いて受け答えができるようになり、結果も伴って行きます。
練習と実践を繰り返し、自信を積み上げていきましょう。
自信がなくて面接を迎えてしまい、後で後悔をすることがないよう、事前に十分な対策を取り、自信を持って面接に臨み、内定を勝ち取りましょう。