就活生のお悩み「就活でお金はいくら必要?」捻出&節約方法を解説!
「就活はお金がかかる」と聞いていたものの、実際に就活を始めたら予想以上にお金がかかり、一体いくら必要なのか不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、就活でお金に不安がある就活生に向けて今すぐ実践できるお金の捻出方法や節約方法について解説します。
お金で満足な就活が出来ずに後悔することが無いよう今からできる対策を実施して、就活を充実させましょう。
就活は平均でいくらかかる?
就活でお金はいくら位必要になるのでしょうか?
就活は、いつスタートしていつ終わるか人それぞれなので、必要なお金も当然異なります。さらに、地方の学生の方が首都圏内の学生より負担額が多いという調査結果もあります。
しかし、大体の金額が分かっておかないと活動自体が出来ませんので解説すると、10万円程度あればよいといえそうです。
<就活を続けるためのお金>
- 交通費・宿泊費:5万円
- スーツ・カバン・靴:4万円
- 飲食代:1万円
この金額もコロナ禍が去り、対面選考が増えたため、増加傾向にあります。
就活費用の計算をせず、何となく就活を行っていると、途中でお金が足りなくなってしまう可能性があります。
最悪の場合、就活を断念せざるを得ない状況に陥ってしまう可能性もあるのです。
そのため、大切な就活をお金の問題で諦めることがないように、就活で必要な費用を事前にアルバイトなどで準備しておくことが大切ですし、賢く節約して上手く就活を乗り切りましょう。
就活でお金に不安がある就活生が取るべき5つの対策
就活を始めて、お金に不安がある就活生が取るべき対策を5つ紹介します。
バイトする
お金に不安がある就活生がとるべき対策で、一番多いのがバイトです。
「就活中にバイトなんてできるの?」と思われるかもしれませんが、土日だけの日雇いバイトや派遣型のバイトならスケジュール調整は簡単です。
説明会や面接などがない土日や祝日にバイトをすれば、就活に影響も出ないし、気分転換にもなります。
また、長年続けてきたバイトがあるなら辞めずに週一とか都合の良いだけ働いて、雇用関係を継続していれば、長い間働いていた分あなたの都合を優先してもらえるかも知れません。
交通費が出る選考を積極的に受ける
お金に不安がある就活生がとるべき対策の2つ目は、交通費が出る選考を積極的に受けることです。
就活の費用で最も大きい割合を占めるのが交通費です。
特に、面接をうけるため本社まで訪問する際には、数万円の費用がかかることもあります。
そこで、交通費が出る企業を受ければ、大きな出費がなくなって就活費用にも余裕が出ます。
本社を訪問する際に、旅費を出してくれるのかどうか確認しましょう!!
しかし、例え旅費を出してくれる企業であっても「立替」が必要になります。
要は、自分でチケットを手配して支払い、その領収書をもって精算することになりますので、一度は自分で支払うことになります。
従って、事前にそれだけの必要な金額は貯金しておくか、親に借りるなどする必要があります。
いずれにしても、先ず支払いが発生しますので、ある程度の活動資金は貯金しておく必要があるのです。
有給インターンに参加する
お金に不安がある就活生がとるべき対策で3つ目は、有給のインターンシップに参加することです。
最近の就活で重要性が高まってきたインターンシップですが、これまでは「無償」のインターンばかりでしたが、インターンを積極的に行っている企業の中には、報酬を出すインターンを開催している場合があります。
有給のインターンに参加すれば、就活しながらお金を得ることができるうえ、人脈や経験も得られるので、就活を有利に進められます。
ただし、有給インターンシップはとても人気があるので、選考倍率が高くなってしまうことに注意しましょう。
奨学金の支給・増額を検討する
お金に不安がある就活生がとるべき対策で4つ目は、大学の奨学金制度を申請するまたは増額を検討することです。
本来は「授業料を支援する」ためのサービスですが、就活費用として使うことも可能です。
働くことに時間を使わずに、就活に専念したいと考えている人にとっては是非この方法を採用するべきですが、奨学金と言っても借金であり、将来返済する必要があります。
その点を頭に入れて利用を検討しましょう。
親にお金を借りる
お金に不安がある就活生がとるべき対策で最後の手段は、親からお金を借りるという方法です。
親からの借金なら利息も発生しませんし、返済期限もありません。
「就職活動のための費用にするのでお金を貸して欲しい」と正直に言えば、出してくれるでしょう。
出世払いで給料が出たらお礼の気持ちを添えて返済(お返し)しましょう!!
ローンやキャッシングは使わない
ここで注意したいのが、例えお金が無くてもローンやキャッシングでお金を借りないようにしましょう!!
今の時代、簡単にお金を借りることができるようになりました。
クレジットカードにもキャッシングの機能がありますし、CMでも簡単に借りれることをうたい文句にしています。
しかし、就職活動のようにいつ終わるかわからないことでお金を借りると、利息がどんどん増えてしまいます。
借金は、いずれ返却することが必要です。
簡単にお金を借りることはできるかもしれませんが、選択肢からは外しておきましょう。
就活にかかるお金の節約方法6つ
就活にかかるお金は、交通費や宿泊費などで結構多額の金額が必要になります。
そのために就活費用として稼いだお金も、様々な出費ですぐに無くなってしまう可能性があります。
そこで、就活でかかるお金の節約方法について6つ紹介します。
移動手段を工夫して交通費を節約する
就活でかかるお金の節約方法の1つ目は、移動手段を工夫して交通費を節約しましょう。
就活でかかるお金で一番多く発生する交通費を節約できれば、その効果は大きいです。
飛行機ならば、LCCなどの格安航空会社を使用したり、高速・夜行バスを使えば、出費をかなり抑えることができます。
さらに、飛行機や高速・夜行バスには、事前割引や学割、さらに往復割引を利用できる場合もありますので、事前に調べて賢く利用しましょう。
なるべく安い宿泊施設を利用する
就活でかかるお金の節約方法の2つ目は、安い宿泊施設を利用して節約しましょう。
ただ泊まるだけなら、カプセルホテルでも十分快適に過ごせます。
カプセルホテルであれば、1泊3,000円くらいで泊まることが可能ですし、タオルや歯ブラシなどのアメニティが揃っていることも多く、立地も駅近が多いので交通にも便利です。
また、ネットカフェや民宿などもビジネスホテルを利用するより安く泊まれるので視野に入れておきましょう。
長期滞在の場合は、シェアハウスやウィークリーマンションを利用して、費用をおさえることを検討しましょう。
就活生専門のシェアハウスでは、就活生同士で話ができたり、苦労を分かち合える仲間に出会えたりするなど、メリットが考えられます。
Webでの説明会・面接を利用する
就活でかかるお金の節約方法の3つ目は、Webでの説明会や面接を利用することです。
Webでの就活は、就活生だけではなく、企業側も交通費だけでなく時間を節約することができるなどメリットが大きく、そのためWebでの説明会や面接をまだまだ継続している企業が多いのが実情です。
インターネットに接続できる環境さえ整っていれば、どこにいてもWebでの説明会や面接に参加することができます。
ただし、屋外や公共の場で説明会を受ける場合は、周りに迷惑をかけないよう、必ずイヤホンかヘッドホンを準備して利用しましょう。
外食やコンビニの利用を控える
就活でかかるお金の節約方法の4つ目は、外食やコンビニの利用を控えることです。
基本として、毎日お弁当や水筒を持ち歩くようにしましょう。
会社のフリースペースや公共施設、公園などであれば持参したものを飲食することができます。
ペットボトルに入れた水やお茶、ラップに包んだおにぎりやサンドイッチでも十分です。
まずは、外出先で飲食物を購入する習慣を見直して、無駄な出費を抑えましょう。
デジタルを活用する(履歴書印刷や証明写真はデータ活用)
就活でかかるお金の節約方法の5つ目は、履歴書は印刷したり、証明写真はスマホで撮影したり、データを保存して焼き増ししましょう。
履歴書の作成に時間を掛けたり証明写真に毎回お金を支払っていたら時間もお金を浪費してしまいます。
そこで、デジタルを活用して履歴書は印刷することで数円の印刷代だけで済み、時間も確保できます。証明写真はスマホで撮影するまたは自動撮影機で撮影した画像をダウンロードして流用すれば1回の撮影で済むので節約できます。
就活の関連書籍は、借りて新品では揃えない
就活でかかるお金の節約方法の6つ目は、就活の本や問題集などは友達に借りたり、もらったりして新品で揃えないように工夫しましょう。
SPIの問題集や面接対策本など就活に関連した書籍は数え切れないほど沢山ありますので、買い揃えていてはきりがありません。1冊ごとの単価はそれほど高くないとしても、購入ばかりしていては、大きな出費となります。
また、問題の傾向などは毎年似通っているので、よっぽどの事情が無い限り前年分の対策本でもあまり問題はありません。
部活やサークルの先輩、アルバイト先にいる就活が終わった先輩に参考書を持っていないか聞いてみましょう。
また、フリマアプリで売られている就活本を購入すれば、かなり書籍代を抑えられます。
就活本は毎年新しいのが出版されているので、去年の就活本が格安で出品されていますので、それを購入して対策しても十分です。
まとめ
就活は、自分の将来を決める大切な活動ですので、お金がないことで自分がやりたい活動ができないのは後悔が残ります。
そのため、就活で必要になる費用は、事前に計算して、少し余裕を持って準備(貯金)しておきましょう。
就活費用がないという悩みを解決できれば、就活に集中できるはずです。
本格的に就活をスタートするまでに、無理しない範囲でアルバイトなどで就活に必要な費用をシッカリ準備して、就活に臨んでください。