【就活生のお悩み】相談する相手がいない場合の対処法を詳しく解説
就活は、誰もが初めて経験する一大イベントです。
何故なら、就職はどの企業で働き、どの様なキャリアを積んで、どんな人生を送るのかあなたの将来を決める大事な活動です。
そのため、就活をしていると、様々な疑問や壁にぶち当たり、「就活の相談をしたいけれど誰にすればよいのかわからない」と悩んでいる就活生も多いのでは無いでしょうか？
初めてのことですから、疑問や悩みに対する意見やアドバイスをもらいたいと思うのは当然のことですし、不安や悩みを吐き出すだけでも大きな意味があります。
就活の悩みは、相談することで解決する場合が多いです。
そこでこの記事では、就活で悩んだ時に誰に相談すればよいか詳しく解説していきますので、就活に関する悩みを解決してスムーズに進めて、内定をゲットしましょう。
就活の悩みを相談した方が良い理由3選
就活の悩みを相談したほうが良い理由を知ることで、どんな時に相談すべきかを理解しましょう。
その際には、就活は自分の将来のことでもありますので、他人の意見に振り回されないように気をつけなければなりません。
しかし、どうしても迷宮から抜け出せない時や決断しかねている場合は、的確な人に相談することで、新たな視点や考えで就活に取り組めるようになるかもしれません。
心の支えになる
悩みを誰かに相談することで、人はホッと安心するものです。
多くの就活生は、就活で不安やストレスを抱えます。不安やストレスは、ため込んでしまうと、どんどんネガティブになってしまいます。
就活で不安やストレスを感じたら、自分の周りのポジティブな人に相談しましょう。ポジティブな意見をもらうことで、気が楽になります。
ポジティブな意見をくれて親身になってくれる人に相談することで、あなたの心の支えになるのです。
あなたの考えを言語化できるようになる
人に相談するとき、悩んでいる現状や原因などを上手に伝える必要があります。
始めは、何を言っていいか分からなくても、相手からの質問や回答を聞いているうちに
あなたの考えを上手く言語化できるようになります。
「言語は思考の上澄み」でしかなく、誰かに相談することで考えながら話すため、あなたの考えを言語化できるようになります。
正しい情報を得られる
就活は、誰しも人生で初めての経験です。初めて経験することですから、不安や疑問点が出てきても仕方ありません。
そんな時は、人生の先輩やプロのアドバイザーに相談することで、就活に関する不安や疑問は払しょくできます。
特にプロのアドバイザーは、仕事としてこれまでに多くの就活生の相談に対応してきた経験をもとに的確なアドバイスをしてくれるので、就活の初期から最後まで頼れるパートナーとなりえるでしょう。
そうは言っても、プロのアドバイザーからのアドバイスと言っても、決してその通り就活にしないように注意しましょう。
プロから得られたアドバイスに対して、それを活用すべきかどうかは自分自身で判断しなければなりません。就活における情報収集は怠らず、より多くの知識を得ることで、アドバイスの取捨選択をすることが重要です。
就活で困ったら誰に相談すべき？
就活の相談では、志望している業界や職種に応じて、それに適した人やサービスを正しく活用しましょう。
例えば、希望する業界に関する事はやはりその業界に携わる人の方が知見もあれば、正しいアドバイスが得られます。
また、エントリーシートの書き方についてアドバイスが欲しい場合には、就活から離れた社会人ではなく、すでに内定をもらった知人・友人に聞いた方が最新でリアルな体験談が聞けるかも知れません。
このように、自分の持つ疑問を解消してくれそうな人に相談することで、自分が知りたい情報を得られるでしょうし、効率的に内定を獲得することにつながる事でしょう。
就活を頑張っている友達
就活中に、相談すべき相手1人目は、就活を頑張っている友達です。
就活は、その時々により状況が一変します。
バブルのような売り手市場の時もあれば、超氷河期時代のように内定率が下がる時もあるのです。
そのような状況下では、やはり就活のやり方も変わってきますので、昨年のやり方が通用しない場合もあります。
最新の情報は、一緒に就活を頑張っている友だちから得るのが一番ですし、同じ時代を戦っているライバルだからこそ、ライバルからの意見やアドバイスは貴重なお宝です。
逆に、あなたの意見が相手にとって貴重な意見になることもあるのです。
ギブアンドテイクにもなりますので、一緒に就活を頑張っている友達に相談してみましょう。
真面目な先輩
就活中に、相談すべき相手の2人目は、面倒見のいい真面目な先輩です。
真面目に就活を頑張り、早くから就活に取り組んでいた先輩に相談してみましょう。
先輩は、就活を終えてから未だ一年も経っていない経験者ですから、貴重で的確なアドバイスをしてくれるはずです。
相談する内容は、この時期に先輩は何をしていたんですか？そのあとの対応はどうしたんですか？などとできるだけ具体的なアクションについてその理由と共に聞いてみましょう。
キッとあなたに役立つヒントやアドバイスがもらえるはずです。
社会人やOB
就活中に相談すべき相手3人目は、社会人やOBです。
社会人は、実際に社会に出て働いて、実社会で活躍している訳ですから、あなたたち就活生の質問には、より具体的でリアルな回答がもらえます。
ただし、社会人やOBのアドバイスは、主観的な意見や個性的な考えの場合がありますので、鵜吞みにせず「これは誰でも当てはまる普遍的なアドバイス」なのか、それとは逆に「その人」や「その会社」にしか当てはまらないものなのか冷静に考えることも忘れないようにしましょう。
経営者
就活中に相談すべき相手4人目は、経営者です。
経営者は最終面接の面接官を担うこともあるため、従業員側の視点と経営者の視点と両方の考えを踏まえて答えてくれます。
さらに、もし将来独立を考えている場合には、「どの業界が独立しやすいか」とか「就職してからどうやって独立するのか」などに関しても的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。
したがって、将来独立を視野に入れている人は是非経営者の方との接点を持ち、話しを聞かせてもらう機会を得るようにすれば後々ためになります。
就活アドバイザー（就活エージェント）
就活中に相談すべき相手5人目は、就活アドバイザー（就活エージェント）です。
就活アドバイザーは、就活のプロで就活に関する相談なら何でも聞いてくれます。
自己分析から内定まで、手厚いサポートを無料でしてくれるため、就活で困ったら就活エージェントに相談してみるのも一つの手です。
無料で使える相談サービス
相談する相手がいない場合は、無料で使える相談サービスを活用しましょう。
それぞれのサービスごとに様々な特徴やメリット・デメリットがありますので、目的に応じて上手く使い分け、あなたの就活に役立ててください。
就職エージェント
就職エージェントは学生と企業との仲介を行ってくれるサービスです。
就職エージェントはあくまで仲介することが目的ですので、当然、相談の内容もあなたの条件に合いそうな企業を見つけて紹介してくれます。
そのため、行きたい企業がある程度決まっている人ではなく、企業探しに困っているという人に向いているサービスです。
紹介された企業については、エージェントが書類選考のサポートや面接のマッチングなども行ってくれますので、何としてでも就職したいという人にはお勧めのサービスです。
就活塾の無料相談会
就活塾では就活に不安や悩みを抱える学生のために、無料の相談会を実施しています。
就活塾というのは就活のことなら何でも知っているプロです。
企業の人やOBではありませんから変に取り繕う必要はないですし、気になることは正直にすべて質問してみましょう。
ただし、大半の塾は入塾の意思があまりなくても気軽に相談を受け付けてくれますが、中には無理な勧誘をしてくるところもあります。
そこで説明会に参加をする際には、事前に口コミなどをチェックしたうえで足を運び、問題がない塾なのか確認したうえで参加するようにしましょう。
大学のOB名簿
大学のOB名簿とは、卒業生が好意で提供している就職先や連絡先を集めたリストであり、学内の人間であればこのリストを利用してOBとコンタクトを取ることが可能です。
この名簿は、大学側が公式に作っているものであり、OB訪問の依頼が来ることを相手も分かって情報提供しているので、アポが取りやすいというメリットがあります。
また、自分と同じ大学の後輩から相談を受けるということで、別の社員を紹介してくれたり、イベントなどに招待してもらえたりと親身になってくれる場合もあります。
アドバイスをもらう際の3つのポイント
最後に話しを聴いてもらう際に注意しておきたいポイントを3つ紹介します。
これらのポイントを踏まえた上で相談するようにしましょう。
話を聞く際には相手の立場を把握する
一点目は、相談する相手の立場をしっかり把握することです。
なぜこの作業が大事なのかというと、あなたの欲しい情報やアドバイスを相談相手から最大限に引き出すためです。
「相手の立場を把握する」＝「相手が提供しやすい情報や話しやすい内容」であるという関係を理解しておくと、よりより有益な情報が得られます。
情報は鵜呑みにせず検証したうえで活用する
人からもらう情報やアドバイスには、少なからず個人の経験や主観が反映されているということを念頭に置いて情報収集を進めましょう。
そもそも就活に正解はありませんし、業界や職種、その人の経験してきたことによって意見が違うのは当然です。
ですから、1つの情報を鵜呑みにして満足するのではなく、自分でも検証してみたり、ほかの人から意見を聞いたりする中で、情報を検証したうえで活用することが大切です。
日頃から入手した情報があなたの就活にどう生かせるのか考える癖をつけておくと、情報に振り回されることなく、自分の頭で判断することができるようになります。
相談内容は事前にまとめ相手の時間を尊重する
相談する相手が誰であっても、自分の貴重な時間を割いてあなたの相談に乗ってくれているということは忘れないようにしましょう。
きちんと準備をした上で相談しているのかどうかは相手にも伝わりますし、適当な態度で相手を不快にさせてしまうと、二度と会ってもらえないこともあります。
相手に失礼がないようにというのはもちろんですが、自分にとっても有意義な時間にできるよう、相談したい内容や質問事項は事前にしっかりまとめておきましょう。
まとめ
相談する相手がいない場合の対処法を詳しく解説しましたがいかがでしたでしょうか？
初めての就活で発生する悩みは人それぞれに異なります。
だからと言って誰にも相談できないからと言って悩んでいても一向に解決しないで時間ばかり過ぎてしまいます。
あなたの悩みを聴いてくれて、解決に導いてくれる人や機会・サービスは必ずあります。
その相手が何処でいて誰でどれが最適なのかはその時の状況によっても変わってきます。
就活は1人だけで頑張ろうとしても必ずどこかで行き詰まりますので、よりよい相談相手を見つけて悩みを解消し、内定を勝ち取りに行きましょう。